作法室
真新しい畳の匂いのする部屋

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★佐江嶋 千歳
(時既に遅く自ら弱点を吐露してしまったようなもの、平然を装えず恥ずかしさが勝り口からは強がりが溢れて恋人に対しての睨みは全く効果が見られず眉尻は下がるばかり、恋人の弱点を直接聞けないかと何気なく口にしては不意を突くように顔を寄せて恋人の柔らかな唇に仕返しと称して軽く口付けることは可能か。避けられてしまっては顔を離して残念と肩を竦めるだけに留め、叶った時は仕返しが成功したことに子供のように満面の笑顔を浮かべるであろう。背中への温かな掌の感触にやはり恋人には敵わないと瞳を細めて既にこの学院には居ない相手を思って出た言葉は本心に変わりなく、恋人から僅かに身体を離して差し出された紙袋に視線を下ろして)好きって何だよ。覚えてどうすんだっての。忘れていいし。逆に俺は景太の弱点のが知りたいけどな。…仕返し。…そうだな。でも俺との約束なんかより、相手が元気で幸せにやっててくれればいい。それだけを願ってる。…ありがとう。開けていい?(人生で初めて貰うホワイトデーのお返しに瞳を輝かせて紙袋の中から大切そうにケーキボックスを取り出しては畳の上に置いてからゆっくり蓋を開けて、中にはスティックケーキ、しかも己の好物であるチョコレートの物であると判れば嬉しさを滲ませた面持ちで恋人とケーキを交互に見遣り)…うわ、これって手作りだよな?もしかして景太の手作り?…あとは……メッセージカード?…………、馬鹿。俺のこと泣かす気か。こんなこと書いて…本当に景太から離れらんなくなるじゃん。もう嫌だって言っても一生離してやんねぇから。…マジで嬉しい。ありがとな。

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★久万川 景太
(恋人の弱点である耳に触れるのは己が触れたいと思うその一点のみで狙っての仕業ではないものの恋人自ら反則と言うのだから良い事を聞いたとばかりに弱点を確信して笑みを含んだ吐息を漏らし、限界間近と擽ったさに堪えている事を察しながらも触れることを止めなかったのは偏に己の恋人に対する貪欲さ故。睨みつける表情すらも目に映れば皆愛おしく見え、仕返しにも億せず喜んでとばかり目を細めて朗らかな笑みで応え。しかし続く寂しい理由が明らかになれば一つゆっくりと頷き返して痛み入ると瞳を見据え、求めていないであろう慰めの言葉の代わりに背中を抱く手で優しく撫でて声を紡ぎ、気持ちが切り替わったのを見ると片手を紙袋に伸ばして引き寄せ常套句と共に恋人の目の前に静かに置いて差し出して)千歳の弱点、見ぃつけた。…て言うか、耳。好きなんだな…よーく覚えておくわ。まぁ、ここは静かだし畳の匂いに癒されるから寝たくなるのも分かる気する。…思い出も果たせなかった約束もあるからどうしたって寂しくなるんだよな。俺も、そう思う。…決まってるだろ。嬉しかったから。同じ分だけ千歳に返せるかは分からねぇけど…、つまらない物ですが。貰って。

【プレゼントの中身:黒の紙袋に持ち手の紐が茶色の包みの中に幼少時に父親に強請って初めて作って貰った父親特製のチョコレートケーキを父親に再現して作って貰ったもの。チョコレート生地はチョコ好きには堪らない癖になるような甘みを持つデビルズフードケーキ、恋人の好物であるガトーショコラに見た目は酷似しており表面はさっくり、中はしっとりとした悪魔を彷彿とさせる真っ黒なチョコレート生地に甘さ控えめの柔くゆるめの生クリームをサンドした片手でも食べられる縦長のスティック状にカットしたケーキが6本、一つ一つ茶のクラフト紙に包まれて白のケーキボックスの中に収まっている。ボックスを開くと中にスティックケーキの他に名刺サイズの黒いメッセージカードに白インクのペンで『ハッピーホワイトデー。あの日、あの場所で千歳と出逢えたことも、こうして今二人が恋人になれたことも奇跡みたいな運命だと思ってる。世話焼きな優しい千歳に世話を焼かれて、俺が千歳を大事にして可愛がるから、これからも側にいて下さい。ずっと。景太』と記したものも同封されている。】

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★佐江嶋 千歳
(何時までも顔を見ないのもあれかと流石にそろそろ顔を上げようかと思った瞬間、穏やかな声と共に恋人の柔らかな唇が弱点である己の耳に触れて擽ったさと熱い感覚が身体に走り吐息混じりの声を漏らしてしまい、首を小さく左右に振って逃れようとするも自分から恋人に触れて欲しいと言った手前、拒むことは出来ず唯々恋人の甘い口付けを強く目を瞑って受け入れ、背中に回した両腕の指先はブレザーの布地を緩く握りつつ声を押し殺しながら唇が首筋へと触れた時、限界とばかりに顔を上げると全く迫力の欠片もない表情で睨みつけながら強気な発言を嚼まして、続く言葉には否定はすることなく過去の思い出が脳裏を過ぎって何処か寂しさを含んだ声で返すも直ぐに取り繕うように笑って話を終わらせようか。ホワイトデーという単語には期待と嬉々に満ちた眼差しを恋人に向けて、厚かましくもお返しを求め)…んっ、耳は反則だろ…っ!……っ、マジで後で仕返しするからな。…覚えてろよ。の?…さ、サボってた訳では……まぁ、あるけど。寂しくないって言ったら嘘になるか。一緒に花火もしたし、約束もしてたし。いきなり居なくなったら先輩としては寂しいよな。ま、彼奴が元気にやってるならそれでいいや。…本当にホワイトデーくれるんだ。あんな初心者が作ったチョコなのに。でも嬉しい。くれるなら欲しい。

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★久万川 景太
(室内を見渡す恋人の内なる思いを露知れず率直な欲望のまま手首を捕えて胸に引き寄せることが叶えば久方振りに感じる恋人の温もり、柔らかな匂いを恋人の側頭部に己の頭を添えて感じ取ったならば掲示板でも発言していた自分の好きな恋人の匂いを吸い込んで堪能しつつ鼓膜に届く恋人の声に耳を傾け相槌を入れて。その最中、恋人の言葉の中に会えなかった分まで触れて欲しいと言うゴーサインを受けると抱き締める腕をそのままに添えた頭を浮かせて胸に顔を埋める無防備な恋人の耳の縁に口づけ、抵抗が無ければ更に軟らかな耳朶を甘く食んでから頬のラインに沿って触れるだけの優しいキスを落として首筋の薄皮に浅く開いた唇を乗せようとし、擽ったさに恋人が顔を上げたならば笑みを浮かべた顔で茶色い瞳を見つめるはずで)…触れていいの?やった。…じゃ、たくさん千歳に触れる。……そうなんだ、結構ここにサボりに来てたのか。…前に話してた、寂しい理由はその子?…あの時は単に寝過ごしたなら遠い家にあのまま帰るより泊まった方が身体が楽だろうと思っただけ。面識のない年上の奴にいきなり言われたらそりゃ戸惑うよな、普通は。俺も「嫌じゃないんだ」って自分から声掛けておきながら軽く驚いてたけどな。…どういたしまして。……そうだ、プレゼント。ホワイトデーの渡してもいい?(首筋に埋めたまま静かに昔を懐かしむように言葉を紡ぎ、恋人から改めて礼を言われた事で当初の目的を思い出し顔を上げて問いかけ)

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★佐江嶋 千歳
(恋人の眩しい笑顔に此方も釣られるようにして表情は綻んでしまい溢れる愛しさを隠しきれず、恋人に触れたい欲が生じているのを嫌でも己自身で感じ取って困ったように眉尻を下げて対面する形で腰を下ろして。触れたいという欲に塗れた気持ちを紛らわすよう恋人から視線を逸して室内に視点を変え、見渡していた先に右手首を捉えられてしまえば吃って言い返すよりも早く恋人の思惑通り広い胸の中に収まる形となり。久し振りの温もりに胸にじんわりと穏やかな気持ちが広がり、既に恋人の胸の中にいながらも首を縦に振って了承すれば躊躇いがちに両腕を広い背中へ回し、自らも恋人を温もりで優しく包み込みながら自分の気持ちを素直に伝えて真っ赤になってしまった顔を恋人の胸に埋めて隠そうとして会話はそのまま続け)…だ、だ、抱き締め……っ…!……いいよ。俺も、その、景太のこと抱き締めてぇし。け、景太に触れて欲しいし。会えなかった分、いっぱい触れて欲しい。…俺は今日で三度目かな。景太に会った後に一回だけ来た。生意気だけど優しい後輩に会った。もう居ねぇけど。…しかし、あの時はびっくりした。見ず知らずの後輩を泊めるとか正気かって思った。けど、優しい先輩だなとも思ったのは本当。あの時はありがとう。とか今更か。

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★久万川 景太
(静謐さ故に此方へと近づいてくる人の気配に伏せた瞼を開き、耳に届く恋人の足音に自然と口元と目元には微笑みが浮かんで扉が開き恋人が現れるのを期待を忍ばせて見つめ、足音が止まり扉が開くと同時に鼓膜に響いた耳によく馴染む恋人の明るい声とその笑みを湛えた顔を見るやり笑みに破顔して声を返し、正面ではなく隣に腰をおろした恋人と向かい合うよう胡座のまま片手を畳について体勢を変えて向き直り。懐かしそうに室内を見渡す恋人の眼差しを追って己も同じように一周させた後、ホワイトデーの贈り物を手渡す前に恋人へ手を伸ばして叶うならば恋人の右手首を掴んで此方へと引き寄せる事は叶うか。叶えは胸に恋人を招き入れ、叶わなければ伸びた手で恋人の片手を掬って握り込むつもりで。己の制服姿はカッターシャツに釦を止めず開放したブレザーに着崩さず穿いたスラックス、緩く締めた学年カラーのネクタイに左手首には恋人から贈られた茶色のベルトに黒の盤の腕時計を身に着けており、髪は緩いうねりは消えて元の髪に戻した姿で久方ぶりに感じる恋人と同じ時間を過ごせる多幸感に満ちた顔を恋人へ注いで)久し振り。になるのか。…千歳。抱き締めたい。…いい?……俺もここに来るのはあの日以来。千歳はあれからここに来てた?

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★佐江嶋 千歳
(バイトから帰り、一度寮に戻ってシャワーを浴びてから髪の毛を軽く乾かして無香料のワックスで通学時同様の髪型にセットして、約束であった制服を身に纏い。制服のシャツの釦を二つ程外して学年カラーのネクタイを緩く締め、上には前釦を閉めずに羽織っただけのブレザー、スラックスは穿き崩すことなく着用して、左手首には大切なグレーのベルトの腕時計を付けた姿で財布と携帯の必要最低限の荷物だけブレザーのポケットに入れて寮から学院へと向かい。休日の為かほぼ人は居らず、普段とは違って静かな階段、廊下を月灯りのみを頼りに歩いて作法室を目指して進み。漸くして辿り着くなり、頭上にある作法室と書かれたプレートを見上げて恋人と初めて出会った場所であることから必然と懐かしさを覚えて頬を緩ませ、扉の隙間から漏れる電気の光に既に恋人は来ているのだろうと判断。恋人に会える喜びで浮かれる気持ちを一度落ち着かせるよう一呼吸置いてから二度ノック、扉をゆっくり開いて中を覗き込み)久万川せーんぱい。いる?…あ、いた。久しぶり。(室内に愛しい恋人の姿を見つけ、嬉しさに両頬は自然と弛緩しかけるもだらしない表情は見せられまいと片手で右頬を隠すよう押さえながら空いた手で扉を閉めて靴を脱いで室内へと上がり込み、恋人の隣へと胡座で座り込んでは室内を双眸細めた表情で見渡して)…なんか懐かしいな。景太と初めて会った場所。あれからもう半年か。>入室

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