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★樋好 征司郎
なんで、お前なんかに一喜一憂しなきゃなんねえんだよ、アホ、ふざけんな。……、なんで俺はお前のことわからんのに、お前は俺のことなんでも知っとるんじゃ。……、また俺を、こがあな気持ちにさせたら許さんけえ。あそばんゆう約束も、破ったぶん殴る。……俺をこがあな風にした責任、取らせたるけえ。(乱れた心に動揺は隠せずに、包み込むような言葉を紡ぐ相手とは裏腹に不安げに下げた眉と色を湛えた瞳で相手に縋りながら返す言葉は暴言と方言が入り乱れたもの。悔しげに唇を噛み締めながら、ずるりと脱力したままに相手の胸元に額を預けるように倒れ込むことは叶うか。その体勢のままに籠った声で、脅しまがいの言葉を紡ぐは絆されている故、しかしどうしても素直な二文字は口に出来ずに終わるはずで。途中に受け止められても顔を上げることはなく、ただ黙って呼気を整えようとして。そのまま抱き込まれてしまうなら抵抗することはなく、相手の肩口は依然零れた涙に濡れてしまうか。ぼやけた視界の奥からは先に通ってきたであろう街並みの明かりが、万華鏡のように輝いていて。恐る恐ると持ち上げた両の手は背中には回さずに、幼子が母親に縋るように相手の上腕辺りの衣服を握っていて。→

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★知羽 麻璃於
(伝わる様にと嘘偽りの無い心情を切に吐露し眼差しに宿る彼の瞳の色を覗き焦がれ止まぬ想いを紡ぐ最中、不意に目尻から溢れ零れる涙を目の当たりにして仕舞えば殊更に感情は揺さぶられるのは必然と切な気に微かに眉を寄せ双眸を細め。然しながら煩い程に高鳴りを湛え痛む胸中を押して何とか最後迄押し出した言葉、目許に触れた指が濡れる感覚にそっと拭う様に指先を這わせその涙を慈しみ)……、…大丈夫だから。俺が全部受け止めるから。ひよの全部受け止めるから。どんなひよだって好きだよ。だから、ひよには俺の気持ち受け取って欲しいし、俺もひよの気持ちちゃんと受け取りたい。俺の事好きだってもう分かってんだろ。…こんなひよ見たらもう離したくねえし、誰にも渡したくねえ。離さないし渡さない。(肩に乗る手に抗う事なく身を委ねて心の奥底を覗かれて居る様なその眼差しに射抜かれるなら逸らす事など出来る筈も無く、真っ直ぐと想いを注ぐ様に見詰め続け自問自答にも聞こえる言葉に穏やかながら何処か必死さ窺える声色を晒し、愛おしくて堪らないと瞳で愬え掛けては際限の無い独占欲を露わに堪らずと頬に触れて居る手を後頭部に滑らせ自身の方へと引き寄せもう片方の手を背に回し抱き寄せようか。そうしている内にゴンドラは頂上へと辿り着いて居て)

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★樋好 征司郎
(久しぶりの観覧車への興奮や幼い頃の話題など、他愛ない会話で盛り上がっていたのも過ぎた刻、戸惑いを包み隠さず、それでも辿々しく打ち明けてからは神妙な空気がゴンドラの中を包もう。俯きその空気に沈んでいたところに差し込まれた相手の指先には思わず肩を震わせて、それでも何故かその暖かい掌が、眼前の穏やかな空気を纏う相手が、自分の中を切迫する得体の知れない焦燥感を拭ってくれる存在だろうとの確信は心の奥深くに潜んでいて。相手が紡ぐ言葉はその独特の声の波長を鼓膜が拾って脳へと、注がれる瞳の奥の揺らぎすら見えるような、どこか心ここに在らずな状況はぼんやりと相手の瞳を見返す自分のそれから伝わるだろうか。そんな中でも相手の思いは言葉の持つ意味以上に聴覚や視覚へと訴えかけてくるようで、同時に相手が繰り返し紡ぐ単語は無意識下で胸中の凝りを解きほぐすようにじんわりと、そして暖かく広がっていって。漸くとその感情に気付くと目尻から一筋溢れる雫、その間にも相手が重ねる問いはまさに自分が相手に問いたかった事柄で、じんわりと滲む視界、恐らく相手が伸ばした指先を滴った温い雫が濡らすだろうか。乱れる感情は自分で認めることが出来た安堵と“負けた”のは自分だったと気付いた悔しさ、解いた手で縋るように相手の両肩を掴む事が叶えば、焦点は相手の瞳ではなくその奥を覗き込むように、相手への返答と言うよりは自分に語りかけるように戸惑いを含んだ声色で相手の重ねるその言葉を口にして)…………、す、き。好き、だと。俺が、お前を。好きなんて。違う、俺が。嫌だ、違う。

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★知羽 麻璃於
……、…なあ、ひよ。俺さ、ひよが好き。好きで好きで仕方ねえんだわ。…今迄の気楽な関係を壊した俺の事恨んで呉れてもいいよ。だけど、俺はひよが好き。自分勝手かもしんねえけど、何時もはぐらかして逃げてきた自分の気持ちとちゃんと向き合う事にした。…、…好きだよ、ひよ。俺は欲深いから体だけとか遊びとかそんなのじゃ満足出来ねえわ。御免な。…だから、ひよの心も体も全部俺に頂戴。俺に独占させて欲しいし、俺の事もひよのもんにして欲しい。特別が欲しいのはひよからだけだよ。愛おしいって想うのもキスしたいのも触れ合いたいのも全部ひよだけ。ひよがそう想うのも俺だけがいい。俺だけに触れて欲しいし、俺だけを好きで居て欲しい。俺の全部をひよが貰って呉れたら幸せ。(笑み向けて呉れるのに釣られ更に表情は和らぎ、小学生頃との返答には幼少期が気になると口にする次ぎ、話題が変わるや否や逸らされて仕舞う顔で表情こそ窺い知れぬものの繋がる手に加わる力や彼のもどかしい様な苛立ちにも似た心中は痛い程に伝わり口を挟まず黙って確りと聞き受け。全て聞き終えた頃、叶うなら重ねて居た左手を緩り持ち上げ手先を横髪に差し込む様に彼の自身より低い体温宿す頬を掌で包んで背けられた顔を此方に向けさせ互いの眼差し交じえようか。隠す事の出来ない程に内側から溢れ出る恋情の色を犇々と宿す甘さ含んだ双眸以て彼の瞳を見詰め薄く開いた唇は抑えた声音の中にも確りと想い焦れる熱を秘めた切愛を伝えるべく吐息と共に囁く様に胸一杯の思いの丈を篭め紡いで行き)…好き。……、好き。ひよ、好きだよ。…ひよも俺の事好きだろ?ひよのそのむかつくって気持ちが如何してか気付いて欲しいし、俺が他の奴に手を出す事が気に食わないのは如何してだと思う?俺の事如何したい?ひよは俺と如何成りたい?(依然繋いだ侭の手指により一層と力を込め見詰める双眸も逸らす事無く今一度と揺るが無い愛慕を奏でては切なる心情をゆっくりと声に乗せ彼自身の自覚の無い心情を些か自惚れとも取れる確信を乗せて静かに問い掛けて行きながら頬に触れる掌そのままに親指の腹以て彼の目下を緩く撫ぜ遣って)

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★樋好 征司郎
(相手の嬉しげな様子を見れば何故か釣られるように自分も微笑み、そうだな、と視線を交わして頷いて。受けた問いには記憶を辿るように視線を宙へと、それでも自嘲するように笑ってはあっけらかんと返答して)んー、小学生とかか、わかんねえ、覚えてねえよ。……、なんでそんなにくっつきたいって、……っ、(穏やかながら揺れるゴンドラの中、思えば隣に座るにしては近い距離に避けるように自分の背中は背凭れにくっつけて、渋るような表情こそしながらも大きな抵抗をしないで居ればするりと絡め取られてしまった掌から感じる相手の体温に思わずと息を詰め。更に挟むように手の甲に感じる相手の手の質感に、湧き上がるのは羞恥だけではなく、焦燥や不安に揺れた時のような焦がれるような妙な衝撃が居心地悪く、自分でも説明のつかないそれに違和感と眉を寄せればふい、と顔を背けながらも握った手に力を込めて。穏やかな聞き馴染みのある声で促されれば、控えめに、それでも悔しくて仕方がないと感情を乗せた声で言葉を紡いで)……ああ、たくさんある。どれから聞いていいかわかんねえ。…………、けど、これは、なんだ。お前にむかついて仕方ない、これは、なんだよ。こんなの俺じゃねえ、気持ち悪いんだ。

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★知羽 麻璃於
じゃあまた予定決めてこうな。(耳に届く言葉にでしょ?と何処か得意気に双眸を細め新たに彼との約束を取り付ける事に成功したと些か御機嫌模様。頷く様子を穏やかに眺めては降車からの観覧車迄の道程を経て聞き受けるそれに緩く頷き、其方に顔を向け素朴な疑問を)まあな。ひよんちは家族で遊園地とか行ったりした?……、…ちょっとでもくっついてたいじゃん。ダメ?(続く話題には途端に険しい眉根と成る観覧車へと意識を注ぐ彼の横顔を眺めながら意外にも肯定的な言葉に殊更に気を良くしたか乗り込んだ先断り無く左隣りに座す行動を。透かさずと御尤もな反応示す相手意に介さずと素直な感情を口に緩く傾げた首と其方に投げる問いの眼差しは駄目と拒まれても動かぬ構え。然しながらそれだけに留まらず、先程叶わなかったと些か強引に隣合う彼の左手を自身の右手以て捕え掌を重ね五指其々絡める様に繋いで所謂恋人繋ぎと成ったそれを自身の腿の上に此方の手が下に成る様置いてみようか。そうしている内にもゴンドラはゆっくりと上って行き窓の外の煌びやかな夜景は高さを増し、繋がる手の彼の晒された手の甲に自身のもう片方の左手を重ね包んだのを切欠に掲示板で交わした事柄へと静かに言及し)──なあ、ひよが俺に聞きたい事ってやつ、全部聞かせて。

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★樋好 征司郎
、ん。確かにお前なら、変なの選ばなそうだな。(相手の提案がその場のノリだとしてもまんざらでもない様子で、小さく鼻を鳴らしながらそれも悪くないかと此方も一人で納得していて。腿を緩く打つ相手の手に驚き瞠目こそすれど紡がれる優しい言葉には静かに頷くのみに留め。相手の仕草の機微になど気付くはずもなく、聞き取った言葉にのんびりと返答するだけで。依然から変わりなく抱いていた仲の良い相手の家族への印象の次、返答には解せぬと眉を寄せつつも否定は出来ないと浅く息を吐いて)やっぱりお前の家族、仲良いのな。……、なんだよそれ。でもまあ、悪くはねえ。(相手の表情の変化など見ていなければ気付くはずもなく、結局入場まで相手の顔を伺うことは出来ずに。久しぶりの観覧車、乗るタイミングを掴む為にと意識は係員の声と足元に注がれて、気付けば隣に腰を下ろす相手には遠慮もなく怪訝そうな視線を投げて)……、おい、なんだよ。

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★知羽 麻璃於
気に成る?今度一緒に服でも買いに行くか。お互いの選び合ったら楽しいじゃん。(怪しい出で立ちへの話題にはそれもそうかと注がれる視線の色を横目に捉え呼気に乗せ笑いつ先聞き受けた言葉にならばと一つの提案を。それを名案だと一人既に決定事項と許りに破顔成すものの続く珍しくもか細い謝罪には一拍程の間を置いてから徐ろに彼の腿の上に片手添え置いて軽く一撫ぜし大丈夫だよと和らげた声色控え目に返答を。程無く到着し不意打ちに瞳に宿る柔らかな面持ちに極僅かにその眼差しはときめきに揺れ幾許か反応が遅れながらも何とか言葉を返し、然し次に見受けた何処かジト目のそれに高鳴る胸ながら思わずと気の抜けた様鼻奥から呼気が抜け緩く笑い)……、…そっか。俺も家族と乗った以来だな。──好きって言うか、ひよと乗りたいって思って。こういう王道な感じもひよとならいいかなって。(差し出した手、逸らされて仕舞った故に表情こそ確認出来ぬものの袖を引かれる感覚に気付けば忽ちとにやけて仕舞う面持ちを一人何とか収め様と唇を噤み、暫し喧騒の中二人の間に流れる沈黙。それすら苦等は無いとそのままに身を委ねて居れば不意に手の甲に触れる温もりに自ずと視線は其方に落ち緩り握り込もうと手先を動かし。然し直ぐに逃げて行って仕舞うその手に些か残念ながら彼の性格を思えば自然と口許には笑みが宿って居り。観覧車の真下共に見上げつ聞き受ける問いに一度其方に視線流した後に隠す事無くありのままの心情を紡ぎ。程無く乗り込む順番と係員に促されゆっくりと流れるゴンドラへと先に彼を導き続いて乗り込んで広々とした空間に迷う事無く相手の隣に腰を下ろし)

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