作法室

▼過去ログ864
2020/3/14 20:03

★佐江嶋 千歳
(恋人の眩しい笑顔に此方も釣られるようにして表情は綻んでしまい溢れる愛しさを隠しきれず、恋人に触れたい欲が生じているのを嫌でも己自身で感じ取って困ったように眉尻を下げて対面する形で腰を下ろして。触れたいという欲に塗れた気持ちを紛らわすよう恋人から視線を逸して室内に視点を変え、見渡していた先に右手首を捉えられてしまえば吃って言い返すよりも早く恋人の思惑通り広い胸の中に収まる形となり。久し振りの温もりに胸にじんわりと穏やかな気持ちが広がり、既に恋人の胸の中にいながらも首を縦に振って了承すれば躊躇いがちに両腕を広い背中へ回し、自らも恋人を温もりで優しく包み込みながら自分の気持ちを素直に伝えて真っ赤になってしまった顔を恋人の胸に埋めて隠そうとして会話はそのまま続け)…だ、だ、抱き締め……っ…!……いいよ。俺も、その、景太のこと抱き締めてぇし。け、景太に触れて欲しいし。会えなかった分、いっぱい触れて欲しい。…俺は今日で三度目かな。景太に会った後に一回だけ来た。生意気だけど優しい後輩に会った。もう居ねぇけど。…しかし、あの時はびっくりした。見ず知らずの後輩を泊めるとか正気かって思った。けど、優しい先輩だなとも思ったのは本当。あの時はありがとう。とか今更か。
3/14 20:03

★久万川 景太
(静謐さ故に此方へと近づいてくる人の気配に伏せた瞼を開き、耳に届く恋人の足音に自然と口元と目元には微笑みが浮かんで扉が開き恋人が現れるのを期待を忍ばせて見つめ、足音が止まり扉が開くと同時に鼓膜に響いた耳によく馴染む恋人の明るい声とその笑みを湛えた顔を見るやり笑みに破顔して声を返し、正面ではなく隣に腰をおろした恋人と向かい合うよう胡座のまま片手を畳について体勢を変えて向き直り。懐かしそうに室内を見渡す恋人の眼差しを追って己も同じように一周させた後、ホワイトデーの贈り物を手渡す前に恋人へ手を伸ばして叶うならば恋人の右手首を掴んで此方へと引き寄せる事は叶うか。叶えは胸に恋人を招き入れ、叶わなければ伸びた手で恋人の片手を掬って握り込むつもりで。己の制服姿はカッターシャツに釦を止めず開放したブレザーに着崩さず穿いたスラックス、緩く締めた学年カラーのネクタイに左手首には恋人から贈られた茶色のベルトに黒の盤の腕時計を身に着けており、髪は緩いうねりは消えて元の髪に戻した姿で久方ぶりに感じる恋人と同じ時間を過ごせる多幸感に満ちた顔を恋人へ注いで)久し振り。になるのか。…千歳。抱き締めたい。…いい?……俺もここに来るのはあの日以来。千歳はあれからここに来てた?
3/14 19:25

★佐江嶋 千歳
(バイトから帰り、一度寮に戻ってシャワーを浴びてから髪の毛を軽く乾かして無香料のワックスで通学時同様の髪型にセットして、約束であった制服を身に纏い。制服のシャツの釦を二つ程外して学年カラーのネクタイを緩く締め、上には前釦を閉めずに羽織っただけのブレザー、スラックスは穿き崩すことなく着用して、左手首には大切なグレーのベルトの腕時計を付けた姿で財布と携帯の必要最低限の荷物だけブレザーのポケットに入れて寮から学院へと向かい。休日の為かほぼ人は居らず、普段とは違って静かな階段、廊下を月灯りのみを頼りに歩いて作法室を目指して進み。漸くして辿り着くなり、頭上にある作法室と書かれたプレートを見上げて恋人と初めて出会った場所であることから必然と懐かしさを覚えて頬を緩ませ、扉の隙間から漏れる電気の光に既に恋人は来ているのだろうと判断。恋人に会える喜びで浮かれる気持ちを一度落ち着かせるよう一呼吸置いてから二度ノック、扉をゆっくり開いて中を覗き込み)久万川せーんぱい。いる?…あ、いた。久しぶり。(室内に愛しい恋人の姿を見つけ、嬉しさに両頬は自然と弛緩しかけるもだらしない表情は見せられまいと片手で右頬を隠すよう押さえながら空いた手で扉を閉めて靴を脱いで室内へと上がり込み、恋人の隣へと胡座で座り込んでは室内を双眸細めた表情で見渡して)…なんか懐かしいな。景太と初めて会った場所。あれからもう半年か。>入室
3/14 18:54

★久万川 景太
(休日の校舎の静けさは何度経験しても不思議と新鮮に感じるもので真っ暗に染まった夜の空を歩く廊下の窓から眺めながら目的の作法室へと緩慢に歩き進めて。聞こえるのは自分の足音のみ、人の気配を感じない廊下から灯りの消えた作法室の前で足を止めると片手で扉のノブを不安混じりに回し難なく扉が開いたことに安堵しつつ、先に恋人の姿があるか胸の奥を期待で打ち鳴らし入室するも、やはり灯りの灯っていない作法室の中は無人、直ぐに室内の灯りを点けて靴を脱ぎ真新しい畳の匂いに癒される思いで手にした恋人への贈り物を慎重に丁寧に畳の上に置きやり制服姿でゆっくりと腰を下ろして恋人の到着を待つ事にして。しん、と静謐な室内で待つ時間が妙に恋人との再会を緊張させるような気がしては深呼吸を一つして胸を上下に揺らして瞼を伏せ)…良かった、開いてて。>入室
3/14 18:28

★枢李空哉
んー、さて…近々また来ないとだね。(暫し、懐かしささえ感じる空気に癒されていたが不意に襲う咳と睡魔にゆるりと首振っては立ち上がりゆっくりとその場を後にし)>退室
12/28 10:30

★枢李空哉
(淡い紫緩く結い透き通った薄紫緩慢に瞬き、口元にはマスク装備した状態。クリーム色のケーブル編みニットセーターに紺のスキニー、上から黒のチェスターコート羽織り首元には和染藤色のストールを巻き付けた姿で学院へと忍び込み薄暗い廊下をゆったりと歩み、久々に感じる校内の空気に表情和らげつつ足を向けたは作法室。襖を静かに開き靴を脱いで上がり込み、角っこを陣取る様座り込めば小さく咳き込み)…ゴホッ、んん…冬休み中だしこの時間なら誰かに会わないかな…あまり人の居ない時間帯に来て溜まった書類とか片さなきゃ…>入室
12/27 23:38

★斎原 史
……もう泣きません。分からなかったら、こっそり後をつけて嗅ぎます(複雑な色の見え方をする瞳をじっと見つめて意地になって泣かない宣言をし、嗅ぐのを許可されずとも自ら嗅いでみせようと意気込み、自分が考えるより早く的確な言い訳を考案した相手に、たくさんそういう場面を乗り越えたのだろうとわずかに微笑み、相手の立ち姿を見て自分と比べ、どちらかといえば自分の方が物理的に筋が通るだろうと提案し、相手の後ろについていき時々近づいて匂いを嗅ぎ)それなら、僕が休んで叢雲さんが介抱していた事にしましょう。僕の体力の無さは大体の人が知ってるので、都合が良いです>退室
9/29 16:30


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