臨海公園
▼過去ログ681
2016/3/17 15:45
★三鷹誠
…………（選ぶほど言葉は見つからず、ただ視線交わしては言葉にならない思い出や懐かしさを共有した数秒、喉の震えをやっと飲み込みながら頷いて深呼吸しようと視線落とせば、差し出されたアルバムに息詰め）……っ（繰られたページにある写真達は、何も残してこなかった自身の記憶の中だけにあった思い出。零れた涙は全ての努力を一瞬で不意にしてとめどなく、コートに忍ばせていたハンカチを握りしめ目頭を押さえてその場にうずくまり、落ち着くまでに数分も掛かり）ありがとう…一生の宝物だ（再び立ち上がった頃には、すっかり鼻が詰まりボロボロになった声で目元も赤く、ようやく相手から両手でアルバムを受け取って、掠れた声でありがとうと何度もお礼を重ね）……今日は、シンクロ率高いね…私からも（アルバムを胸に抱き未だほろりと落ちる涙ハンカチで拭きながら、バックから取出したのは片手で握れる程小さな青いクリスタルの立方体。うっすらある対角線から指輪の箱のように開くようになっており、中には指輪に嵌る宝石のような楕円の青い石。チェーンが通せるよう台座に孔が開いており、石を通して彫られた聖母マリアが見える一円玉よりも小さなもの）朱鷺ちゃんに、これからも多くの幸せがありますように
3/17 15:45
★桐谷朱鷺
うん…あった。誠さんも。それでも此処に居てくれて良かった(相手が言葉を挙げる毎に浮かんでくる思い出の数々を噛み締めるように頷きながら頬を緩め、視線の合った相手の表情の変化に己も心震えるようで再びの深い呼吸をすれば何かを堪えるかのように笑みを零し片手でピースサインを作り)先手必勝。…今日の誠さんと俺のシンクロ率すげぇなぁ。誠さんもそう言うだろうなって…なんか俺、思ってたんだよな。…でさ、これ…餞別です(手にしていた紙袋からＡ６サイズ程の淡い紫色のアルバムを取り出せば相手へと差し出し。中に過去からこれまでの学院の人物や景色、生活風景が写った何十枚もの写真が綴じられているものを開いて少しばかりページを捲り)…９年分。かなり前のやつは古い携帯のも多かったから、画像がちょっと荒いけど。まだ色々工事中だった頃の学院とか、…ほら、正義とか斗真とか…月島光とか、圷くん…覚えてる？３年の圷玲くん。あと、いろんな皆。…写真厳選するのに苦労したよ。さすがにアルバム１冊じゃ収まんなくてさ。…持ってって、誠さん。
3/17 14:48
★三鷹誠
すごく楽しかった思い出も、辛い事も、悲しい事も…たくさんあったね。でも、朱鷺ちゃんが今もここに居てくれて、すごく嬉しい（眩しそうに目細めながら桜魅入る姿を思い出をよく焼き付けるように見つめて目細めて笑い。長かったとも短かったともいえる学院での生活を思い返しながら、少し早い桜と季節を記憶に留め、ふと掛けられた声にちょうど合った視線心の籠った言葉の不意打ちに、みるみるこみ上げそうになる涙を何度も瞬きをし零さぬように笑って）朱鷺ちゃん、ズルイなぁ…私も同じ事言おうと思ってたよ………今までありがとう、朱鷺ちゃん。本当にありがとう
3/17 14:23
★桐谷朱鷺
(言葉通りこれまでを懐かしむかのような相手の声に柔和な笑みを浮かべ、同じく皆の健勝に思い馳せた事を意味する頷きで返し)そうそう、だから少しでも雨が降ったりすると心配になるんだよな。…って、俺もかも。俺も、いつか見送られる側かなって思ってた。なんとなく。――…うわ、ホントだ。咲いてる(木々に時折覆われ遮られた陽光が隙間に差し掛かる度に降り注ぎ眩しそうに目を細めながら歩道をゆったりと進む先、梅かと見紛い通り過ぎてしまいそうな枝の前まで相手が向かえば己も後に続き。ちょうど目の高さに降りる枝に仄かというよりも少し濃い色を帯びる花弁が群れて咲く様が映れば一度驚きに瞳を丸めてから頬を緩め、直に触らないまでも翳す程度に思わず掲げた掌をそのままに魅入り。暫ししてから手を下ろすと静かに再び口を開き)…あのさ、誠さん。俺、今日誠さんに会ったら、絶対一つだけ伝えてぇって思ってた事があるんだ。…勿論、連絡先知ってっから、ホントにこれっきりって訳じゃねぇだろうけどさ。でも…区切りとして(桜に目を向けたまま前置きを足しながら告げれば、一つ深い呼吸をしてから相手へと視線を映し)誠さん、…今まで有難う。
3/17 13:55
★三鷹誠
そうそう、懐かしいね…みんな、今も元気かな（春に限らず思い出多い長らくの生活を思い返すように呟いて肩揺らし。南中に向けて少しずつ上がる陽の光で寒さは感じず、時折鳥が鳴くのどかな風景をやがて遊歩道へと入って暫し楽しみ）入学式の写真に桜が写ってるってこう、いいよね。私、朱鷺ちゃんを見送る側だと思ってたんだよね、なんとなく……あ、あそこ（木々の間から零れる陽光はおしみなく、陽だまりを歩いていくと目線の少々低い位置に数本のピンク色が目に留まり歩調変わらず近づいて。数箇所に点々と咲く桜の若木、近づけば大きさは身長ほど枝振りはまだ細いものの既に６分咲きといった梅に近い濃い色をした桜が群生しており）
3/17 13:36
★桐谷朱鷺
そうだな、名案かも。そう言えばよく奏くんにも弁当作ってもらって花見したなぁ(朗らかに笑いを零しながら数回の頷きを以て返し、連想して浮かんだ断片には懐かし気な色の滲む声に変わり。並んだ相手と共にのんびりと歩を進め)そうだな…あんま早く咲くと入学式あたりに葉桜になってきてる可能性があんのか。それはちょっと、入学を控えた人とかには気になるとこだろうな。…まだ咲いてたら、一緒に見たかったなぁ(公園出口に着けばそこから遊歩道へ向かう道のりを相手に倣いながら歩き始め、先の事については傍らの相手を一瞥してから陽光浴びる景色へと視線を流し)
3/17 13:09
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