海岸
▼過去ログ1321
2020/12/3 22:30
★白井 一誠
5人兄弟の末っ子は神経図太くできてんだよ。……きらき……からかってんだろ？(画面に映る己の瞳を覗き込みながら、普段己に向けられる妹の澄んだ瞳を思い出しやはり似ても似つかないと眉を下げるも相手の口から「きらきら」という言葉が出てくれば肩を叩く手を掴みまるでドラマで見るような脅しのシーンの様に片手で持った肉まんを首元に寄せ「からかってんだろ、白状しろ」と冗談めかしく笑って。)肉は旨いな…焼肉行きてぇ……(相手が口にした言葉を耳にすれば静かに目を閉じ、肉まんを頬張ってはしみじみと己の欲を溢し物足りなさそうにもう一口肉まんを頬張って。)…さんきゅ………ククッ、これはな。カレーチーズまんだ。(大人しく背中を摩られながらもすぐに落ち着き、不安そうな視線を向けられれば少し得意げに笑みを溢し相手の咥える中華まんへと手を伸ばす。口元から奪う様にゆっくりとその中華まんを相手の口から離していけばトロリとチーズが伸びるだろうか。時間が経ちチーズが伸びなかったにしても相手の口内にはスパイシーなカレーとチーズのまろやかさが広がる筈で。)
★松井 恋
妹さん泣いちゃっても知んないっすよ？似てると思うっすよ、よく見るときらきらしてるし、白井さん(許容してくれる相手に苦笑しながらも冗談らしくそう言って、確認する相手を微笑ましく見詰めながらもイメージを変えることはなく、2回深く頷きながらその肩をぽんぽんと叩いてみようと)美味しそう、つうか、美味しいすからねほんとに。いろいろ好きっす、むずいっすね。……、なんでも好きっす、肉とか甘いもんとか(同意されれば小さく笑を零し、問い掛けには眉を寄せて考えるものの特に浮かばないと、それでも好きなものを漠然と挙げてみて。胸を叩く相手に吹き出しながらもその背中を摩ろうと手を伸ばして)大丈夫っすか。いや、普通に美味しく食いましょ(そんなところに突然差し出された中華まんを咄嗟に受け取り慌てて咥えるもののその味が分からず、ゆっくりと咀嚼しながらもその答えを待つように不安げな視線を相手に送って)、っむぐ…………なんすか、これ
★白井 一誠
いつものメンマでいい、可愛いから。……似て、……そうか？(相手の心配などなんのその犬という存在自体が妹を喜ばせるのだと自身ありげに答えつつも、続く相手の言葉には首を傾げ再びスマホを取り出しては真っ暗な画面に己の瞳を映し不思議そうに首を捻って。)…美味そうに食うと思った。好物は？(曖昧な回答に対し納得いった様に頷きながら俺も、と同意しつつ更に質問を重ねて。)……ッ、食ってるアピールしとこうと思って。(ドンドンと数回苦しそうに胸元を叩けばゴクリと大きく喉を鳴らし口の中の中華まんを飲み込んで。笑う相手に対し理由を告げつつも段々と湯気の落ち着いてきた中華まんを前に慌てて黄色くて丸い中華まんを掴み相手に差し出して。)…悪りぃ！これ伸びるやつ！早く食わねぇと。
★松井 恋
ハードル上がってるっす。あいつ機嫌いいときに行くっす……、あー、綺麗な目してるとことか、白井さんに似てるっすね(妹を真似る相手の声色に小さく笑えば、愛犬が無垢な少女を喜ばせることが出来るか不安だと笑い。画面を注視すればそれからすぐ相手の瞳を覗き込み、記憶と比較するように感想を告げて。問われた言葉には食べる手すら止めて視線を宙に投げて考え込み、暫くしてから新しい中華まんに手を伸ばしてはそれを掲げて)……、食うこと、とか？(さすがに答えになっているか曖昧で質問のような返答となり、先に手に取ったものもぺろりと平らげながら彼の返答には何故か得意気に笑って)俺よく言われんすよ、美味そうに食う、って。……、っつうか、そんながっつかなくても(見当違いな回答をしたところに差し出された中華まんを受け取れば、相手が詰め込む様に小さく吹き出して、それからいただきます、と小さく告げてから頬張って)
★白井 一誠
本当か？一華が喜ぶ、この前メンマと会った事を話したらワンちゃん会いたーい！ってうるさくてよ。(相手の意味深な口調にわざとらしく妹の口調を真似ながら答えればスラックスのポケットの中からスマホを取り出し画面を相手に向け。映し出された画面には艶やかな黒髪を肩まで垂らし大きな瞳で此方を見つめる愛らしい少女の姿、妹だと告げ再びスマホをポケットへと戻して。)…恋は何すんのが好きなんだ？(2つ目の中華まんに手を伸ばしながら相手の方へと視線を向け、悪ノリに対しそれ以上は言えないなと悪い笑みを浮かべながら返答しつつも殆ど知らない相手に対し興味深そうに問いかけて。)…食ってる。美味そうに食ってると見るだろ、そっち。(普段、自宅で料理を提供する側である為食べている人の表情が気になってしまうが自宅と同じ様に相手を見てしまっている事に気づけば手にした餡まんを再び半分に割り、半分を再度相手に差し出しながらもう半分を口に詰め込んで。)…ん"っ……もは……
★松井 恋
まあ正直、俺ん家は誰も散歩とか行きたがんねえし。相手してくれる人いる方があいつ的にもいいんすかね……、今度メンマと遊びに行きます(兄弟が多い相手の家の話には勝手に想像して苦笑を漏らすものの、対する自身の家は弟が積極的に連れ出す以外は最低限の世話、犬にとってはストレスだろうと自嘲して。最後の提案は本気とも冗談ともつかないもの、迷惑でなければ、と言葉を付け加えて)やっぱり、そんな暇無いっすよね(額面通りに受け取れば忙しい彼のことかと想像に難くなく、続く言葉には女教師もの好きとか？とにやりと笑って悪ノリを。肉まんを頬張りながらも次のものをと狙う目線は本気そのもので、そんな自身とは裏腹にこちらを窺いながら食べ進める相手に微かに首を傾げて問うて)……、ちゃんと食ってんすか、白井さんは。俺ばっかり食ってんのも、なんつうか、申し訳ねえっす。思い切って食えねえし。
★白井 一誠
んな事より俺んち人多いから、メンマ疲れちまうな…多分。(いの一番に可愛いと飛びつく妹の姿や興味ないと素っ気ない態度を取りつつも触りたくてしょうがないとうずうずしている次男の姿や噛みつかれることなど気にせず撫で回す三男、自分の食べてる物を勝手に与えたり勝手に散歩に連れ出す四男の姿を想像すれば眉を下げ振り回される愛犬の様子を相手に伝えようか。)…仙ッ……まぁそんなもんか。…毎日、兄弟の世話か泳ぐ事か…それくらいだな。(興味が無い訳ではないという事を伝えようとするのは恥ずかしさからくる見栄なのか意地なのか。続く相手の冗談に「俺の性癖バレんだろ、それ」と眉を寄せては不公平であると続け、普段から食べ物を分けてしまう癖が自然と出てしまい差し出した片割れを相手がすんなりと受け取ってくれれば胸を撫で下ろし中華まんを頬張る相手の様子をまるで弟達を見るような穏やかな瞳で見つめているも口に広がる旨みに堪らず声を漏らし。)…んま…
★松井 恋
それに他所ん家でおしっことかして、迷惑掛けても俺が面倒っすから(穏やかな相手の様子に一人焦れば意味もなく言い訳を続けて、色よい反応を得たことに楽しげに笑みを深めればそのままの調子で本心からのイメージを告げてみて)そっすよね。俺、白井さんのこと仙人みたいな人だと思ってるんで。そういうの興味無さそう(じゃあ俺の部屋にでも隠しといてください、と冗談を紡げば、角煮まんをあっという間に平らげて満足気に口の端を持ち上げて。差しだされた中華まんを一瞥してから受け取り、相手に続いて頬張ればそのまま軽く瞳を大きくして美味い、と呟き)、へぇ。……ふ、ふぁい。
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