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▼過去ログ328
2010/7/16 17:02

★九桜春樹
何というか、…尚久にはかなわんや。本当にな。運命やらなんやら、口にするのも少し恥ずかしかったけど…これを"偶然"って言葉で片付けてしまうんも、勿体無い話だよな(小指に触れた唇の感触に少し目を丸くさせるもすぐに緩められて。影が落とされた瞼に顔を寄せるも、ざわめく人の声にハタと我に返っては"危なかった"と苦笑いして)はは、もしそうだとしたら…帰ったらクロをめいっぱい甘やかしてやらんと(自室で待っているであろう愛猫に口元を緩めて。相手からの詫びの言葉に表情緩めたままやんわりと首を横に振った後、一つの屋台を指さして)ううん、俺もともと休日はいつも朝昼兼用なんよ。駄目っていうんは分かってるんだけどなぁ…――あ、俺あれ。あのオムソバ食べたいな
7/16 17:02

★一宮尚久
口説いたつもりはないんだけどね…あんまりにも春樹が好きすぎて、口説き文句みたいな台詞が自然と出ちゃうのかな?ふふ、ありがとう。この意味に気づくまで…特徴の無い名前だって、思ってた。(指を絡めた手に力を込めて確りと握り返すと、再び周囲を行き交う人波に注意を払い、繋いだ手を口許に引き寄せて、恋人の小指の先にそっと口唇で触れて睫毛を伏せ)本当…ここにいると、信じてもない運命なんてもの、感じちゃうよ。お互い、名前を考えた人はそんなこと思ってもなかっただろうにね。まさか、俺が生まれる前、春樹の名前が付いた頃にはもう…運命の赤い糸、繋がってたかな?猫って、人には見えない不思議なものが見えるって言うじゃない?…実はあの日、クロには見えてたりして。俺の小指から伸びる糸を追い掛けた先にいたのが、春樹だったとしたら。(互いの名前、初めて出会ったあの日、この場所、導いてくれた恋人の愛猫、なんて出来すぎた話だろうと柔らかい微笑みを浮かべつつゆっくりと目を開けると、手を繋いだまま自然に下ろして腕引かれるままに桜から離れ歩き始める)それはお腹空いたね…やっぱ忙しいんじゃない。…ごめんね。自慢の恋人は、一秒だって離すべきじゃないよね。(詫びの代わりにぴったり寄り添うように隣に並び、一緒に屋台を見て回り)
7/16 16:38

★九桜春樹
…う、こんなところで口説かんでくれよな…。俺自身も自分の名前は気に入ってるけどもさ…でもそれと同様に、尚久の名前も俺は好きやなぁ(綺麗と言う表現を今までされたこともなく、またそのような言葉とは無縁だと思っていたため、不意打ちとも言える相手の発言に瞬き繰り返しては照れくさそうに頬をかいてやりすごし。包み込まれた手に意図を察してか、目元を柔らかく緩めながらその手を握り返して)確かに…尚って漢字には神の気配が下る、なんて意味があったような。そう考えたらこの場所で出会った巡り合わせも、偶然やないかもね(相手の話に相槌打ちながら大木を大きく仰ぎ見て。自分たちが生まれてくるもうずっと前からこの地に根付き幾度もの季節を越えて、沢山の出会いや別れをここで見守ってきたのであろうその木からは、優しくも力強い気が感じられて。大木に向けていた視線を相手へと戻しては、空いた手でお腹を擦りながら屋台の方へと手を引いて)俺も実は朝昼パン一枚しか食べとらんくて。…前に来たときは、別々に分かれて買いに行ったやろう?本当はこうして一緒に買いに行きたかったなぁ…なんて、あの時は袖を掴んで待ったをかける勇気もなかったけど(そう照れくさそうに小さく笑いながら、どのような屋台があるのだろうかと首を伸ばして)
7/16 16:11

★一宮尚久
大袈裟じゃないよ。誰より綺麗。ふふ、突然押し掛けていったもんね。その時もこの樹を見てね…無性に会いたくなった。綺麗な名前だよねぇ、九桜春樹。情景が浮かぶもん。(上を見上げれば青々と繁る桜の葉に、恋人の名を重ねて薄桃の花弁を透かし見る。胸を叩く仕種に視線戻せば、その手を取って拳を包むようにして手を繋ごうとねだり)もう…そうなんじゃない?…最近気付いたことが有るんだよ。俺の名前ね…「信仰の厚い神社に、ずっと前から、長く時を経てそのまま」って意味に読めるでしょ?其処に、「樹齢300年の桜の樹」。何だか素敵じゃない?だから、春樹が、この樹。(何だか両手が繋がってしまったとクスクス笑いながら、恋人の目を見詰め、そっと背中を預けたままの大木を団扇で差して)うん、色んなとこ行ったり、色んなことしなきゃ。お腹…空いたかな。お昼、軽くしか食べてないんだ。
7/16 15:49


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