岬･展望台
▼過去ログ201
2019/5/17 3:27
★松井 恋
、って。だから俺は樋好さんみてえに経験豊富じゃねえんすもん(小突かれた額を摩りながら、恨めしげな視線で相手を見れば悔し紛れにそう言って。相手の言葉はまさに青天の霹靂で静かに瞬きをすれば、自身の心に染み込ませるようにぼんやりと復唱して)……、え、告白、すか。確かに前も考えてみてくれみてえなこと言われた気もするっすけど。(一人ごとのようにぼそぼそと言葉を付け足せば、遅れて染み込む羞恥に静かに顔を覆って。いつの間にかココアもパフェも空になり、相手の端的な答えを聞けば俯いたままこくりと頷いて)だから難しいんすよ。もちろん嫌いじゃねえっす。でも、そういう好きってわけじゃねえし。男相手にやりてえって、俺はねえし。
5/17 3:27
★樋好 征司郎
……、お前な。(相手が懸命に紡ぐ言葉に静かに耳を傾けていれば最後、呆れた様な溜息を漏らして。叶うなら伸ばした手で相手の額あたりでも小突いてやろうかと)告白されてんじゃねえのか、それ。返事もしなきゃ、そりゃあ変な感じにもなるだろ(童貞か、と吐き捨てるように告げれば当たり前だとばかりに溜息を吐いて。コーヒーを啜れば視線こそ相手にはないものの、そんなのは簡単だと持論を展開して)好きなら付き合う嫌いなら振る、やりてえならやる。そんだけだろ。なに勿体ぶってんだよ。
5/17 3:17
★松井 恋
え、あ。すいません。……、それもその、よくわかんねえんすよ。そうかも知んねえ、って思うんすけど、違うかもしんねえし。(相手のはっきりとした返答には困ったように後頭部を掻きながら答えて、詳しい説明をしようとするもののインプットが抽象的な自身、難しそうに眉を寄せてはまた言葉を選ぶように返答して)その人、俺より全然歳上なんすけど、すげえ良くしてくれてて。まあ、その人がどう思ってるかわかんねえっすけど。で、その、……一回、好きとか言われたりして。でも、別に返事とかはしてなくて。えっと、この前また会ったんすけど、なんか変な感じになっちゃって……、
5/17 3:12
★樋好 征司郎
待て、全然わかんねえ(話を聞くとは言ったものの、突如話された内容には呆れたような溜息を零し、一度その流れを止めるように掌を向ければ事の詳細を要求して)もっも噛み砕いて話せねえのか。……、お前が世話になってる人が最近変で、前みたいに話すのが難しい？なんだ、色恋沙汰か。
5/17 3:05
★松井 恋
(信用したのか否か、言葉こそないものの訝しげで疑わしい視線で相手を伺って。それでも相手が身を引いて自身の言葉を待つのなら、ココアを飲んだりパフェを食べ進めたりしながらぽつりぽつりと頭の中を言葉にし始めて)いつもお世話になってる人が最近変なんすよ。いや、俺が変なのか。なんつうかその、前みたいに接するのが難しいっつうか。その人のこと、よくわかんなくなったんすよね。
5/17 3:01
★樋好 征司郎
安心しろ、もうしねえよ。(相手の反応に気を良くしたのか、もう満足だと静かにコーヒーを啜って。少しからかい過ぎたかと背もたれに体を預ければ、テーブルの紙ナプキンで指先のクリームを拭って。それから咳払いを一つして依然頬杖をつきながらも話を聞くつもりでいて)そうだ、聞いてやるから、話せ。
5/17 2:56
★松井 恋
なんかそれ、むかつくっす。(聞こえた言葉にはむ、と唇を歪めながら相手を見据えて。それでも次にココアを口にする頃にはいつもの惚けた表情に戻っていよう。交わった視線、口端のクリームを絡め取られては遅れて羞恥が体を駆け巡って。少し赤らんだ頬を誤魔化すように顔を背ければ口元を腕で覆いながら、視線だけを相手に投げて何とか話を逸らそうと)……、っ。試すわけねえっす。つうか、俺の話聞くとか言ってたじゃないすか。
5/17 2:53
★樋好 征司郎
俺の周りで、一番揶揄いがいがあるんだ、お前(不貞腐れた表情を見れば小さく笑みを零して、食に対する無心の興味を目の当たりにすれば頬杖をついたままそれを眺めていて。相手が不意に顔を上げるなら視線はかちりと交わろうか、その言葉を耳にしては先とは違った余裕を含んだ悪戯な笑み、叶うなら伸ばした手で相手の口元のクリームを拭ってみようかと)……、なんなら、試すか。
5/17 2:48
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