岬・展望台

▼過去ログ207
2019/6/25 3:23

★雛屋宜 十和
まあ、どうでもいい相手だったらめちゃくちゃやだけど。御前はそうじゃねえし。どういう形であれ大切なのは今迄もこれからも変わんねえし。(此方の言葉に驚き顕に瞠目する様子に思わずと唇は弛み緩く笑ってはゆっくりと声を返していく次ぎ、触れた温もりに忽ちと朱を散らすその愛らしさに喉奥含み笑って何処か楽し気茶化す科白と共に手首を捕らえる相手の手を空く片手以てやんわりと解けばそのまま手先を掬い取って自身の口元に寄せ手の甲に唇を柔く押し当てる戯れを)照れてやんの。可愛いとこあんじゃん。…御前の事揶揄うのに命掛けてっから。今日は俺が送ってってやる。ちょっとでも長く俺と一緒に居たいだろ。…なんて、殴っていいよ。こんな自意識過剰な奴むかつかねえの唯人。(数瞬もすれば緩慢にその触れ合いを解き掲示板での会話を思い起こしたよう敢えて大袈裟に悪戯味色濃くそう言って。上映も終わった今既に映写室は二人切りの空間となっており、徐に立ち上がって長時間座す姿勢だった故凝り固まった身を解す様伸び一つ、深く呼気流し脱力しつつ相手に向き直って発するは自惚れたそれ等。流石に冗句と自身の性分に自分自身些か呆れながら共にしてくれるなら彼の住まう寮迄送り届けてから帰路に就き)>退室
6/25 3:23

★妹尾 唯人
(普段の緩い相手の表情と目の前のそれは違って見え相手の人柄を解っていながらもいつ拒絶されるだろうかと不安に駆られるも口調は変わらずとも優しく紡ぎ出される言葉にずっと心臓が早鐘を打っている自分と同じ状況であると理解して)………なんか、雛屋宜くんってそういうの嫌かな…って思ってた。………え、待ってていいの…?それは嬉しいけど…。(この場できっぱりと断られる事だけを想定していた為予想外の返しにこれでもかという程瞳を丸くして。相手の手が伸びてくるも避けるという頭は無く撫で受けるもその手付きがいつもより優しく横髪を耳にかけた指が目元に触れると頬を紅潮させ、同時に室内が灯りで溢れては自分の顔の有様に羞恥を覚えて慌てて顔を隠すように横に逸らしながら相手の手首を掴もうか)ッ、…さ、触りすぎ…っ。
6/25 2:34

★雛屋宜 十和
(相手の一挙一動を感じながら紡いだ冗句に笑ってくれた事で幾許かの安堵が心中に灯り無意識緊張帯びていた身から力が抜けていく感覚に浅く呼気流し。軈て交わる視線を外す事無く確りと受け止め耳に届く切なる思いの丈を合間に相槌を打つのみ静かに聞き届けては一拍置いてから薄く開いた唇に思うままの胸中を吐露して行き)……、告白なんて殆どが自己満足だろ。後ろめたく思う事なんて何一つねえし、そんくらい好きでいてくれたんだって俺は嬉しいけどな。…まあ、突然過ぎて今もすげえ心臓うるせえけど。……返事、待っててくれんだろ。今日は御前の気持ち大事に持って帰る。(嘘偽りの無い言葉を奏でながら緩り片手相手の方へ伸べ叶うなら髪を柔く一撫ぜし指先を横髪に滑らせ耳に掛け遣り緩く曲げた示指背以て殊更に顕となった目元を撫でようか。避けられて仕舞っても追う事はせず手を下げるのみに留め。そうしながら暫時刻は進み何時の間にか部屋中に映し出されていた輝きは消え明かりが灯り上映は終わっていて)
6/25 2:18

★妹尾 唯人
うん…、そういう好き。(ここ最近は相手に対して罪悪感を抱いておりそれを否定されると救われたような気持ちになって瞼を伏せながら下唇を噛み。相手を直視出来なければそのまま視線は上げられずにいるも相手の動作は視界に入り緊張で震えそうになる手で拳を握ったり開いたりとして)……、うん。ふ……、センス良いでしょ。(相手が紡いだ礼の言葉に受け入れてもらえただけでも嬉しさを感じて小さく頷き、照れ隠しからの相手の冗談に思わず笑ってしまうと顔を上げ漸く視線を交わしながら此方は強ち冗談ではない言葉を返し。今度は視線は逸らさずに相手を真っ直ぐに見つめ返せばこのタイミングで想いを告げた事に対して懺悔の様に紡いでいき)もう一回ごめんねって言うけど…困らせてびっくりさせて、ごめん。雛屋宜くん絶対モテるって思ったら…何も言わないで他の誰かと付き合ったりしたら絶対後悔するって思って……完全に自己満足なんだ。…ごめん。
6/25 1:39

★雛屋宜 十和
何も悪くねえだろ。つうか、好きって、そういう好きってことだよな…、(人柄が滲み出る言い分に透かさず返すは至極真っ当なそれ、状況を飲み込む様向けてくれる恋情を今一度と窺う眼差しと共に反復しながらもじわじわと込み上げる気恥しさに堪らずと視線を逸らし自身の後頭部の髪を緩く掻き撫ぜ俯く所作はその心情悟られまいとする無意識のもの)……唯人、ありがとな。気持ち聞かせてくれて。俺の事好きになるとか御前、趣味良いな。…なんて。(然し深く吸った息をゆっくりと吐き出したのを切欠に再び相手の方へと向けば先ずは宿る心情を曝け出す不安は一入だったであろうと彼の心中を想えばの礼が自然と唇から零れ、緩慢な瞬きの間に真っ直ぐと見詰める眼差しそのままに強気に宣う冗句は照れ隠しそのもので)
6/25 1:24

★妹尾 唯人
(すぐに反応が無ければ寝ていたかと詰めていた息を細く静かに吐き出すも隣で動く気配がし相手が反応した事に気付くと突っ込みどころにぎこちなく口角を上げながら同じく体を起こすと落ち着かない様子で自分の首筋に触れ答える声はやはり潜めたもので)……っ…、え…そこ…?いやだって……雛屋宜くんは友達って思ってたのに、なんか…悪いなって。
6/25 0:55

★雛屋宜 十和
(耳に届く言葉に甘える様友人の肩先に頭を擦り寄せ軽く寄り掛かる体勢以て移り変わる光景を瞳に宿し軈て宣言通り眠気が芽生え始めるなら瞼の間隔も深いものとなり次第に薄れる意識ながらその最中微か鼓膜震わす音の羅列を脳内反芻する事数拍。漸く飲み込めた言ノ葉の意味に霞んでいた意識は一気に浮上し思わずと寄り掛けていた身を解いて背凭れから背を離し相手の方へと顔を向け予期せぬ突然のこと故幾許かの驚きと戸惑いの色乗せるも場所も場所と飽く迄音声は控えめなもので)……、っ、……なに、それ。…何で謝んだよ。
6/25 0:41


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