管理人の独り言

過去ログ146 2012/2/28 23:20

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その26
実は当初は初日の日曜日にバチカンに行く予定であったが
嫌な予感がして調べてみると休館日だったので
月曜日に予定を変更した.
流石に日曜日は教会ということで休みなのだろう.

地下鉄には「チプロ駅(バチカン美術館前)」
という駅があるが,美術館の入口には
「オッタビアーノ駅」の方が近い.

駅の周りにはスペイン広場と同じように
怪しいブランド品売りがたむろしている.
周辺の写真を写していると
「No Photo」血相をかかえて怒鳴られた.
絶対まともな商売やってないな・・・

駅から降りるとバチカン美術館の方向が分からなかった.
しばらく周囲を見渡して
怪しいチケット売りや,怪しいツアーガイドが
見える方向に歩いていくとバチカンの城壁が見えた.

城壁は歩いた範囲では
ずーっと「長く」「高く」続いており
昔はさぞや物騒な場所だったのだろうと思われた.

城壁は古く,数100年単位の年期が入っており
銃を出すための(?)穴のようなものも
城壁の上部に所々に空いていた.

最初は駅から出て真っ直ぐ歩き
城壁に沿って進むとサンピエトロ広場に出た.
2/28(火)23:20

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その25
次の日は朝早く出発するため
早めに起きて朝食を済ませた.
ホテルの食堂は早くからやっており
毎回,同じようなメニューであった.

パンケーキとハム入りのスクランブルエッグ
硬いパンにハムとチーズを挟んだものを毎朝食べた.
オレンジジュースは2種類準備されており
色は違うのだが味は若干酸味が違うだけで
ほとんど同じものだった.
(もしかしたら片方はオレンジではないのかもしれない)

食事の最後にウエイタが飲み物を訊きにくるので
カプチーノやエスプレッソを飲んだ.
食堂のテーブルにはティーパックが沢山置かれており
壁にはコーヒーとカップの絵が何枚も飾られていた.
(食事が終わると何個かティーパックを持って部屋に帰った)

二日目は,まずはバチカンに向かうことにした.
歩いていく元気は無かったのテルミニ駅から地下鉄で移動した.
地下鉄は朝の通勤客で混み合っており
なるべく怪しい人からは離れて立つようにした.

バチカンは施設一帯が独立国であるが
入国(入館?)に際してパスポートや
身分証明書を求められることはない不思議な場所である.

セキュリティチェック等は厳しいものの
メッカが他教徒に排他的なのに対して
基本的にカトリック教徒以外でもウェルカムな姿勢を取っている.
2/27(月)21:43

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その24
食事の後は駅のスーパーで買い物をした.
ビール,ワイン,生ハム,フランスパン,水,お菓子
などホテルで食べる夜食を購入した.

栓抜きがないと困るのでビールは缶ビールにした.
見慣れないメーカーのものが多かったので
価格帯が真ん中どころの無難なものをチョイスした.

生ハムは日本の相場よりかなり安かった.
パックに多めに入った
一番品数の多いものをチョイスした.
ワイン,フランスパン,水については
適当に目に付いたものを選んだ.

レジに向かう途中
お菓子売り場で面白そうなチョコレートを沢山みつけたので
いくつかお土産に購入した.
これは職場のお土産にしたのだが
中に苦いお酒が入っており頗る不評であった.

駅からホテルに向かう通りには
雰囲気がよく,客も沢山入っている
美味そうなレストランが沢山あった.

「昼間は美味しかったけど
 夜の食事は残念だったね・・・」
「明日はあそこで食べようね・・・」
などといいながら2人でホテルに戻った.

ホテルに戻ってテレビをつけると
イタリアの豪華客船座礁事故のニュースが流れていた.
言葉は分からなかったが救出が進んでいないことと,
客が船長や船の管理会社に怒り狂っている様子は分かった.
2/26(日)17:43

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その22
スペイン広場に到着すると
まずは広場から教会に続く長い階段を上り
広場を一望した.

ちょうど一日の終わりで暗くなる時間帯だったので
通りのイルミネーションが綺麗に見えた.
流石,高級ショッピングストリートだけあって飾りに余念がない.

ショッピングストリートとは
当たり前であるがスリのメッカである.

怪しい男がウロウロしているし
投げると変形して地面に張り付き音が鳴る
豚の形のスーパーボールを売る路商
ゼンマイ仕掛けの馬の人形を売る路商
明らかに盗品か偽物と思われる
ブランド品を路地に並べて売る路商
不審な男を町のあちこちで見かけた.

>>>>>>

せっかく名だたるブランド品の並ぶ
ショッピングストリートに来ているのだから
何か買って帰ろうかと何件か店を回った.

嫁はブランド品にはほとんど興味がなく
私が興味があったのはエルメスのマフラーとスカーフくらいで
何件か回ってお目当ての商品が無かったため退散した.

中には入らなかったが
ルイビトンのショップの凝りかたは面白かった.
ガラスウインドウには大きなソフトクリームのオブジェが置かれ
中の階段一段一段が画面になっており
様々な模様の映像を映し出していた.

日本でも有名なブランド店には
日本人観光客が多く,日本語の会話が多く聞こえた.
イタリアでショッピングをする際は店員に声をかけて
一緒に商品を見ながら選ぶのが基本であり
勝手に商品に触る行為はマナー違反とされているが
そんなことはお構いなしにあれこれとバッグを選んでいたので
そばで見ていてハラハラした.

初日は「様子見」ということで
夜も遅かったので,ショッピングはほどほどにして地下鉄に向かった.
2/24(金)1:00

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