管理人の独り言

過去ログ161 2012/4/27 22:12

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その90
イタリアのスリの件もあったので
時計を受け取ると周囲の人間の動きに注意しながら
最寄りの地下鉄の駅に急いで駆け込んだ.

しかし,ちょうど初日に購入した地下鉄の回数券を使い切っており
手持ちの財布の中にコインが無く,駅の両替機は故障していたため
結局,切符を買うのを諦めて近くの別の駅まで歩くことになった.
公共施設とはいえ自販機や両替機の類のものは故障しているものが多い.

ホテルの最寄り駅には夜の19:00頃到着した.
次の日の朝,空港までバスで移動し日本に帰国する予定だったので
駅の近くのバス停で改めて明日の出発時刻を確認した.

バス停にはちょうど日本人観光客が来ており
空港バスについて様々な情報をきくことができた.

既に財布の中の現金が少なくなっていたため
クレジットカードで切符が買えるかどうか
確認する必要があったのだが
バス停に来ていた日本人観光客の話によると大丈夫という話だった.

また,意外と正確な時間間隔でバスが運行されている「らしい」
ということも分かった.流石に空港に行くバスだから
ある程度,正確な時間で運行してくれているようだ.

ホテルに戻ると購入した時計やら
美術館で購入したお土産やらを部屋に置いて
外に食事に出かけることにした.

モンパルナス駅の周りにも飲食店街がある
ということだったので,ホテルの周りをウロウロ歩きながら
食事の場所を探すことにした.
4/27(金)22:12

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その89
あらかじめ候補を絞っていたこともあり
それほど長い時間をかけずに成約した.

成約すると店員はニコニコ笑って
飲み物を飲まないか?ときいてきたので
炭酸水をたのんで飲んだ.
なんとか時計を買うことができて安心した.

購入手続きで待っているあいだ店員と話をしていると
「日本にはnomosの代理店はあるのか?」ときかれた.
東京だけじゃなく地元の名古屋にもあるのでご心配なくと答えると
少し驚いている様子だった.
nomosは知名度の低い小さなブランドだが日本でも扱っている代理店はある.

手続きが終わると免税の書類と一緒に時計が出され
免税手続きはこの近くのプランタンデパートの地下でもできる
という説明を受けた.(結局は空港で手続きをしたが・・・)

購入した時計を腕に巻くと少しベルトが大きかったので
ベルト穴の調整をしてもらい,
ついでに時刻と日付合わせもしてもらった.
穴を開けるのは一瞬で終わったが日付の調整にはかなり苦戦していた.

nomosの時計はカレンダー送りの機能がないため
時計の針を回しながら日付を調整しなければならない.
本来ならnomosの時計は針を9時まで戻し3時まで送れば日付が変わるのだが
この方法で日付調整を行うと壊れてしまうブランドもあるため
店員は説明書を慎重に確認して作業をしていた.

しかしnomosにはドイツ語の説明書しかついてなく
日付調整の方法が分からなかった様子で
結局,最終的には必死に時計の針を何度も回転させて
日付調整を行なっていた.

店を出る前に「腕に着けて行くか?」ときかれたが
仕事以外の外出中には腕時計を付けない主義なので
ケースに入れたまま時計を受け取り店を出た.
4/27(金)11:05

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その88
nomosの時計を買うことは決まっていたので
店員に何本か持ってくるように頼んだ.

すると「メカニカルがいいか?オートマティックがよいか?」と
質問されたのでオートマティックをお願いした.
メカニカルが何を意味するのかイマイチ理解できなかったが
おそらく手巻き式の時計のことなのだろうと思った.

しばらくするとTangomatが何本か出てきた.
パワーリザーブ機能がついたものや,日付機能がついたもの
その両方の機能がついたものなど機能違いで様々な種類がある.

最初に気になったのは
時計の文字盤にMADE IN GERMANYの記載があり
会社名のロゴの下にちゃんとGLASHUTTEと表記があったことである.
MADE IN CHINAなどではないので少し安心した.

時計を見ると厚みが少し気になった.
あちこちブツけてケースを痛めそうだ.
時計が大きい分見た目がごつくなっており,
ローターが邪魔で裏スケの見た目も少し悪い.

やはり自動巻きより手巻きだなと思い
次に手巻きの種類を何本か出してもらった.
しばらくするとTangenteとLudwigのシリーズが運ばれてきた.

Tangenteは少し角張っており,
腕に付けて見ると文字盤がアラビア数字なので少し若々しく見える.
逆にLudwigは丸っぽく優しいデザインで
文字盤がローマ数字なので少し落ち着いて見える.
まあおじさんにはLudwigかなと思ってLudwigを買うことにした.

日付無しのシンプルなモデルもよかったが
仕事でも使うので日付機能付きのものを選んだ.
仕事では機密管理の問題で携帯電話も持って入れない場所に
行くことも多いので腕時計の日付機能は何かと便利である.
4/27(金)10:17

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その87
〜時計を買う〜

事前の調査で周囲に他の販売店がないことを確認していたが
念のために大きな時計屋を何件か周り
同じ時計が安く売っていないことを確認した.

後は,「気合の踏み込み」で店の中に入るだけであったが
これは相当ハードルの高い作業だった.
10〜30万クラスの時計は「安物腕時計」の部類として扱っており
ショーウインドウには販売価格の「桁」が違う雲上時計も並んでいる.

日本でもこうした店に入るのは覚悟が必要だが
海外となれば更にそのハードルは高くなる.
そもそも時計に関する知識も乏しいため,
うまくコミニケーションできるかも大きな不安だった.

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意を決して店に入ろうとしたが
店の扉には内側から鍵がかかっており中には入れなかった.
しばらくすると中から店員が出てきてウヤウヤしく扉を開けてくれた.
こうした店ならこれだけ用心深く管理されていても仕方ない.

中に入ると床には赤い絨毯が敷き詰められ
店員も全員しっかりしたスーツを着ており高級感を感じる.
高そうな花が沢山飾ってあった.

店にはアラブ人の家族が客として入っている以外に客は見当たらなかった.
富豪風の男は,雲上のパンフレットを広げて家族と何やら相談していた.
まあ,この手の店で見かけるのは金持ちのアラブ人か中国人の観光客と
どこの国でも相場が決まっている.

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店に入ると手前の商談席に通され
どんな時計をお望みですか?と訊かれた.
商談席で1対1の対面販売が基本の店らしい.
「店に入る=何か時計を買う」のが基本らしい.

とりあえず優しいそうな女性の店員が出てきて少しほっとした.
店側がこちらの様子を察して
人当たりの良い店員を割り当ててくれたのかもしれない.
4/25(水)22:55

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その86
●自動巻きと手巻き

以下の理由で手巻きを選択した

・手巻きの方が薄くてシンプルなデザイン
・仕組みが単純な分,故障のリスクが低い(長く使える).
・時計への愛着がわく

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手巻きの時計は持ち主と共にしか生きていけない.

リュウズを毎日巻くことではじめて命が与えられる.
そこで時計と持ち主との間に心の交流が生まれるのだ.

時計を持つ本当の喜びはそこにある.

Philippe Dufour

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私はこの意見に賛成である.
そもそも機械式を選んだ時点で「めんどくささ」はかなり許容している.
自動巻きよりは工芸品・嗜好品として愛着がわく手巻き式の方がよいと思う.

今までは自動巻きの時計しか持っていなかったが
ここは思い切って手巻きの時計を買うことにした.

買ってからは1日に1回,出社する前に毎日同じ回数巻き上げるようにしている.
こうすると精度は安定するし,ゼンマイへの負担も少なくて済む.
毎日巻き上げるようになって再認識したがやはり手巻きの時計はよい.
4/24(火)23:29

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