管理人の独り言

過去ログ162 2012/5/2 13:55

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その95
最後の買い物が終わると
搭乗手続きが始まるまでまだ少し時間があったので
ホテルから持って帰ったヨーグルトやティラミスを朝食替りに食べた.
(これはパリ滞在初日にホテル近くのスーパーで購入したものである)

搭乗時間になり手続きを並んで待っていると
ちょうど同じようにドイツのフランクフルト経由で帰国する
日本人観光客の団体客と遭遇した.

並んでいる間におばちゃんと旅の思い出について話をしたが
おばちゃんはどこに行ったのかよく覚えていないようだった.
友達の写真を見てようやく「名前は忘れたけど○○みたいな所に行ってきた」と
思い出したように話してくれた.

まあ旅行の記憶なんて一週間もすれば忘れてしまうもので,
ほんの少しの思い出と写真くらいしか残らないものだと思う.
だから私もこうして旅行のことを忘れないように備忘録を書いている※.

※注
この備忘録は旅行後の休日を使って一気にメモに書き上げたものを
少しずつ「読める形」に修正しながら書き込んでいる.

備忘録を書きながら思うのだが,
できるだけ覚えていようと思っても忘れてしまう情報は多いし
写真を見ても思い出せないことも多くある.
特に料理の味やお酒の風味などは記憶から消えてしまうのが早い.

この旅行で何が一番印象に残ったか?と訊かれれば
これだという決定打はないがずーっと思い出に残るのは
イタリアならバチカンのサン・ピエトロ大聖堂
フランスなら凱旋門とその夜景だろうか.

きっと備忘録に書いた多くのことも
十年後にはほとんど忘れてしまっているだろう.
5/2(水)13:55

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その94
免税手続きで予想以上に時間を使ってしまったため
次は搭乗券手続きを行うため
ルフトハンザ航空のフロントまで走って移動した.

ルフトハンザ航空の搭乗券手続きは
専用のマシーンに航空券を差し込めば誰でもできる.
しかし,「日本語なので楽ですよ」と前もって説明されていたのだが
日本語に変更するボタンが中々見つからずに苦労した.

アイコンの配置のセンスもどうやら国によって違うらしく
よく使うアイコンは上位階層の目立つ位置に大きく
あまり使わないアイコンは下位階層の隅っこに小さく
という基本思想で設計されており
慣れない外国人観光客には厳しい攻めであった.

日本語にした後は簡単に搭乗手続きを済ますことができたので
急いで荷物を預けて,出国手続きやセキュリティーチェックを済ませ
搭乗口まで慌てて移動した.

搭乗口に到着すると搭乗手続き開始5分前だった.
次は残ったユーロの硬貨とお札を使ってお土産の購入である.
近くのお土産ショップに滑り込みチョコレートやらクッキーやらを
残ったお金を全て使ってできるだけ沢山購入した.

少しお土産を買いすぎたかな?とおも思ったが
帰国後にあちこちにお土産を持っていくと
意外と数が足らなくなくなり,空港で大量に購入しておいてよかった.

結局は街中のスーパーで購入したものよりは
空港で購入したお土産の方がずっとお菓子の質がよく,美味しかった.
値段が高いだけのことはある・・・.
5/1(火)14:47

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その93
〜帰国 フランスの空港〜

一言で言うと慌ただしい帰国だった.

十分間に合う時刻に空港に移動したつもりだったが
道が混雑していて空港への到着が遅れたことと
免税の手続きに時間がかかったことで
空港内を走りながら移動するくらい時間に余裕が無くなった.

バスは朝の交通渋滞を心配し
念のために予定よりも一本前のバスに乗ったのだが
交通渋滞で到着が40分遅れた.

次に免税手続きにすごく時間がかかった.
本来なら簡単な手続きですぐにお金が戻ってくるのだが
私の前に並んだ中国人カップル(もしかしたら夫婦)が
大量にブランド品を購入しており長い時間粘っていた.
はっきり言って大迷惑で,後ろに長蛇の列ができて皆イライラしていた.

私は500ユーロ札も存在意義をこのときまで知らなかったが
中国人観光客には大量の500ユーロ札がキャッシュバックされていた.
個人観光客でどんな買い物したらこんな額になるのだろう?
と素朴な疑問を感じた.

興味本位で少し覗いてみるとロレックスやらプラダやら
コテコテのブランド品のレシートが沢山見えた.
一族郎党全員にお土産を買ってもこんな高額にはならないと思うのだが・・・
中国でショップでも開くつもりなのだろうか?

あまりにも待たされ飛行機の出発時間も迫ってきたため
最悪2〜3万の免税くらい諦めるかと思いかけたら
男の方の免税手続きが終了したので何とか間に合った.
私の手続きはすぐに終了して,その場で現金を受け取った.
5/1(火)13:47

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その92
〜最終日夜の食事〜

晩御飯をどこで食べるか悩みながら
駅の周りの飲食店街をブラブラ歩いていると
昨日,食事をしたムール貝料理のチェーン店レオンを見つけた.
店は目立つ緑のネオンが灯されたテントが
夜になると目立つためすぐに発見することができた.

色々相談した結果,再びレオンで食事することにした.
前日と同じサラダとムール貝のセットメニューをたのみ
レオンビールで旅行が無事終了したことを乾杯した.

サラダは相変わらず,辛しマヨネーズが多くて食べにくかった.
まあこれはこれで美味しいが.

前日と同じメニューをたのんだつもりだったが
味付けは随分違っており,ムール貝の素朴な味が
より強調された味付けとなっていた.
2日連続でムール貝をたらふく食べ,
当分ムール貝はいいやと思いながら帰路についた.

ホテルに戻る途中,「化粧品を買いたい」
と言い出した嫁に付き合い薬局に入って化粧品の買い物をした.
どうやら気に入って使っているフランスの化粧品メーカーがあるらしい.

薬局に入るとお目当ての化粧品メーカーのコーナーが準備されていたが
日本の販売店よりも格段に並べている商品の種類が多く
どれも似たようなパッケージであったため
「どれ買っていいか分からない」と話になった.

結局,一度ホテルに戻って日本から持って来た現物を
写真で撮影し,もう一度薬局に戻ってから
同じ商品を商品棚から探し,ようやく購入に至った.
日本で買うよりはかなり安く買えたらしいので
手間をかけた甲斐はあった.

あとは帰国するだけである.
4/30(月)23:38

▼真鍋周平
備忘録 新婚旅行編 その91
〜ガレットを食べる〜

最終日の夜の食事をする前に
まずはモンパルナス駅周辺で
「ガレット」を食べようという話になった.

ガレットとはブルターニュ地方の郷土料理で
ソバ粉・水・塩などを混ぜて寝かせた生地を
クレープのように鉄板の上で薄く伸ばして焼いた料理である.
色は黒いが,クレープと見た目がよく似ており
同じようにジャムを塗ったり,ハムやエッグを挟んで食べる.

パリには各地方に向かう高速鉄道出発地が点在しており
モンパルナス駅はクレープの本場ブルターニュ地方への電車が発着する関係で
周辺には美味しいクレープ屋が沢山あると
パリにと到着したときに観光ガイドが話していた.

事前に美味しいクレープ屋の位置を教えてもらっていたのだが
慣れない道と,不正確な観光客用ガイドマップのせいで
なかなか目当てのクレープ屋を見つけることができなかった.
結局,ホテルの近くの共同墓地をまる一周し(実に不気味な所だった)
20分ほど歩いてクレープ屋を発見した.

あまりクレープを沢山食べてしまうと
晩御飯が食べられなくなるので
クレープでは何もトッピングしていない
素のガレットを一枚注文して食べた.

ガレットは薄く伸ばしたチーズを焦がしたような食感と味で,
ピザの端っこの焦げたチーズの美味しい部分だけを
抽出して食べているような食べ物だった.
美味しかった.
4/30(月)18:04

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