海岸

▼過去ログ1145
2017/4/5 3:59

★逢明真冬
疑った事は一度もないよ。一緒に過ごした時間も貰った言葉も、全てが鮮やかで幸せ。…もっと欲張ってくれてもいいよ。全部、とは言わないけど少しでも隠さないで教えてもらえるのは嬉しい。ただ、そうさせてしまう事で感情を押しつぶしてしまわないか、それだけが不安でならないからムリだけはしないでほしい。(彼の想いに嬉しく思うその実抱く不安から視線向ける事は未だ出来ぬまま、然し自身の心情紡ぐ声音は静かだがはっきりとしたもので)…ずるくないと思ってたけど、今のはちょっとずるい。今のでますます幸せになったよ。――さ、行こっか。(先刻の提案に了承得られれば微かに残っていた表情の強張り消え少しずつ和いで、次いで敬称なく呼ばれた自身の名前に弾かれた様に顔を上げ意識して逸らし続けていた視線漸く彼へと向けて。穏やかな表情携え伝えられる言葉により殊更幸福感芽生えるなら目尻下げ淡い笑い乗せ。一言発した後来た道へと方向転換する事で帰宅告げる合図にするなら、上半身僅か彼の方向け踏み出すのを待ち同じ歩調で途中までの時間過ごして)>退室
4/5 3:59

★綾瀬裕夢
(一言一句聞き逃すまいと双眸閉ざし彼の声のみに意識集中させるも自然と持ち上がる瞼瞬かせた後再びと彼真直ぐ見詰め、其の様子に眉間の皺深まり思わず片手先持ち上げて頬へと触れる間際其れ握り締め緩り腕下ろして)側に居たいと思って呉れる内は、なんて。其れは俺の台詞だよ。枷に成ってるのも俺。……側に居たく無いなんて、枷になんて一生成らない。許してもらうのは、俺なんだよ。其れに君に何かを言わせてるのも俺。自然に過ごせなくしたのも俺。君は、何一つ謝らなくて良い。寧ろ俺は感謝しかない。こんなにも、大事に……大切にしてもらってる。こんなに嬉しくて幸せな事は他に無いから。なのに、俺は……ごめんなさいとありがとうしか言えない。だからせめて此れからは、君が望んで呉れた様に少しずつ俺の事や色んな事に対する想いを伝えさせてもらいたい。同じ様に君を、君の思いを知りたい。欲張りでごめんね。其れと、もう一つ。今まで君に伝えた事全て、嘘偽りは一つもなかったよ。信じてもらえないと思うけど、全部俺の全てで紡いだ言葉だった。其れは今も変わってない。此れからも、ずっと。……こんな時間までごめんよ、俺で良ければ一緒に帰って下さい。(目線交わらない彼を言葉紡ぎ出す間一度も逸らす事無く瞳に宿し続けるも軈て一度の瞬きを機に体を反転させ漸くと僅かではあるが穏やかな微笑み浮かべて)ねえ、真冬。俺、本当にしあわせ者だって思う。本当に。……ありがとう。
4/5 3:12

★逢明真冬
側に居たいと思ってくれている内は同じ空間で時間を過ごしたい。もっと裕夢くんの事や想いを知りたい。――枷になってしまう前に終わらせなきゃいけないって解っているけど、今はまだこのままでいたい。…それを許してもらえるのなら、幸せだよ。(同意と共に向けられる拙い微笑に生じた胸の痛みに眉寄せ。心情掠める問いかけに思わず視線逸らしそうになるも何とか堪えるが次第に詰まる息、苦しさから吐息零すと同時何時の間にか強張っていた全身の力が抜ける感覚に僅か落着き取戻した事でゆっくりとではあるが返答成して)謝らなきゃいけないのは僕の方だよ。……会えて嬉しいはずなのに、いつも変な事言っちゃう。自然に過ごしたいのに。(告げられた謝罪と苦笑に彼の方見る事諦めたかの様に両目伏せ、自身の感情制する事ままならない至らなさに苦々しく表情歪ませ。暫し重く感じる空間に身を置いていたが、春季と言えど夜間は未だ冷え込む季節であれば長く外気触れていた事で肌寒さ覚えた事切欠に先刻までの空気一変させる明るさ含んだ声音で帰宅の提案し両手後ろで組んだ状態で彼の返答待ち)…冷えてきたね。時間も遅いし良ければ一緒に帰りませんか?
4/5 2:50

★綾瀬裕夢
……其の気持ちは、痛い程よく解るよ。(逸らさず見据えた彼の瞳と己の其れが繋がりを持つならば一度は眉を下げ情けない表情浮かべて仕舞うが直ぐぎこちない乍ら柔い微笑みを広げ、然し何処迄も真直ぐな感情ぶつけて呉れる相手の羅列一つ一つを真剣に聞き受けるなら次第と瞳揺らぎ始めて)――嫌な処は見せないでしょう。思う事があっても君は、表には出さない様に。自分が傷付いてでも、人を傷付けない様にって。でも……もっと、自分を大切に、一番に考えて欲しい。身勝手で卑怯で、最低な事を云って仕舞ってごめん。俺が君に云える台詞では無い事、重々承知した上でそう願わずにはいられない。……真冬君は、本当に幸せ?俺は君の側に居ても良いのかな、(胸に抱き続けていた言の葉と問い掛けを漸くと彼へ伝える事叶えば一歩一歩互いの距離を詰めた先在る存在の眼前に立ち、其の場にて小さな呼気流す次ぎ思わずと零れ落ちた苦笑隠さず呟きを落として)……狡いね、此の質問は。ごめん。
4/5 2:04

★逢明真冬
目を逸らして触れないようにしても、気付いたら追ってしまう。今は全部理解した上で僕自身の意思で逸らさないって決めた。切ないと思う以上に近くに居られる事が幸福だと感じられるから。――それに、「綺麗」なだけで惹かれた訳じゃないよ。(音として紡がれる事柄に対し僅か俯かせ両目伏せ黙したまま耳にし全て聞き終えた事で伏せていた両目再度開く事で淡い光宿し、彼の方穏やかながら真面目さ帯びた表情で幾らか前に居る彼真直ぐ見据えながら至極落ち着き含んだ声音で確りと意志を述べ)……大切な人の前だから。普通にしていたら嫌なところもたくさんあるよ。(称された喩えに対し何も言わずに居たが少しして眉下げた笑みと共に告げた後両手合わせ組んだ指先眺め)
4/5 1:37

★綾瀬裕夢
(紡ぎ出された羅列に敢えて返答する事せず淡く微笑むのみに止め次いだ彼の動作真直ぐと見守っているも軈て並べられた台詞がじわりと胸の奥沁み入る感覚胸部纏う衣服片手先以て握り締める動作に滲ませ乍ら苦し気な表情浮かべ、暫時薄く開いた唇から声発せず過ごすが漸くと僅か震える声音で一言告げては再びの沈黙を経て更なる詞続けて)ありがとう。……でも俺、そんな綺麗な言葉を貰える様な人間じゃない。手離したくないと思って貰える様な、そんな人間でもない。切ない思いをする位なら、そんな海なんて見なくて良いんだよ。(一つ一つの言葉を思案し乍ら伝え双眸閉ざす事で全てから逃げる様視界遮るも其の儘一歩踏み出しては再びと瞼持ち上げ寄せる波が爪先を濡らすも気にせず立ち止まり彼振り返って)――…君は、優しい春の木漏れ日みたい。
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