海岸

▼過去ログ1221
2018/10/30 17:54

★奥閑月
似合うって言われたから身に付けてきたのに、格好悪いじゃない。恋人の前では格好付けたいのに。……ん…。
(似合うと言ってくれる恋人の前だからこそ、格好付けたかったのだが上手くいかなかったと不満げな顔。しかしながら彼にとってはそんな失敗も可愛く見えてしまうらしい。痘痕も笑窪ってやつだなあと思いながら小さく笑った後、前に回り込んだ彼がマフラーを整えてくれるのをおとなしく受け入れ。顎を掬う指先に従い瞼を伏せれば、焦がれた唇が落ちてくる。触れ合うだけの柔く甘いキスに小さく息を付いて。姿勢を正した彼につられるようにして自分も話を聞く体勢になり。初めて聞く話に目を見張り)
……辞めるつもりだったんだ。……あの時、凜空に待ってもらったの、たった2日だったけど、死ぬほど悩んだよ。俺にも色々あったし、安易に答えていいのかなって、さんざん考えて…。……凜空のことが好きだってちゃんと気づけてよかった…。……俺も身勝手だよ、知ってるでしょ?
(彼の言わんとする存在には察しがついている。自分が彼に時間が欲しいと告げた理由の一端でもあった。もし自分があの時悩んで出していた答えが違ったら、彼とは会えなくなっていたかもしれない。会えなくなってから、自分の気持に気づいていたのかもしれないと思うと、指先が震え。ずり、と砂の上半歩前へ出て、彼の腰にすがりつくように左腕を回し。安堵と、紙一重だったと知ってしまった恐怖とで感情がごっちゃつく中、自分かってはお互い様だと、当時の自分の状況を知る彼に薄く微笑んで見せ)
10/30 17:54

★川内凜空
白、似合ってる。シヅキさんには矢っ張り白だと思うんですよね。汚れも、其れを気に為てるシヅキさんが可愛いから嬉しいサプライズ。…御褒美受け取って。(彼の紡ぐ言葉に耳を傾け頷く事で相槌とし肩に感じるぬくい重みに此方からも頭傾け頬寄せてみたりと互いの体温を分け合い乍ら進んで行き程無く全て聞き終えた頃不意歩を止めては繋いだ手は其の侭に彼の前へと回り込み向き合う形と成れば恋心淡く滲む眼差し向け右手マフラーに緩く触れ寒さが隙間から入らぬ様乱れを整えつ自身が恋人へ感じて居る好む色を嬉し気に音の羅列にし述べて行く中緩慢に其の手を顎へと向かわせ指先以て掬い上げる其の合図と共に幾許か身を屈め睫毛を微かに伏せ恋人の唇に自身の其れ寄せ零距離と成り重なる温もりに焦がれる想いを乗せ柔く食んでからそっと触れ合いを解き暫し鼻先の距離の双碧緑を愛し気見詰め過ごすも浅く呼気流し瞬き成す事切欠に緩慢に屈めて居た身を正し握る手に極僅かに力篭めて数拍置いた後ゆっくりと彼の日の心情を時折自嘲気味に然し乍ら其処に翳は無く常通りの平淡さで吐露為て行き)聞いて。……俺さ、シヅキさんにフラれたら学校辞めようって決めてたんですよねェ。…俺の事気に入って呉れてた人が居てさ、其の人の事傷付けて仕舞ってるって思ったらもう此処には居られないなって思って。其の人の気持ちに気付いて居乍らも気付かない振り為てた事とか、向けられる好意にありがとうしか返せない自分が情けなかったし苦しかったし、如何為たら傷付けずに居られるかって思えば思う程傷付けてた気が為てたし、俺が居ると傷付くのかもって思ったらもう如何為ていいかも解らなく成って、……でも、自分の気持ちだけは持っては行けない置いて行きたいって思っちゃったんだよね。…其れで最後にシヅキさんに想い伝えようって。其れも在ってまあ…彼の時は鳥渡上の空でしたって話。めちゃくちゃ身勝手な奴だよね。俺。自分でも狡い奴だなって呆れてる。でも、シヅキさんへの気持ちは捨てられなかったから。
10/30 17:17

★奥閑月
ふふ、それも嬉しいけど、…キスがいいな。……凜空が白が似合うっていうから、白いマフラー持ってたなと思って出してきたんだけど、汚れてたんだよね…。朝気付かなかった、失敗。
(提案される褒美に、今まさしくそのぬくぬくしていい権利を行使している最中ではあるものの、欲張りに小首を傾げながらねだってみて。不思議そうな彼に、下手に隠すよりはばらしてしまった方が恥ずかしくないと、見えないように隠した首元を左手で気にしながら説明し。砂の上に二つ並んだ足跡を刻みながら、優しく手を撫でてくれる彼の指のぬくもりを味わい、彼からも寄り添ってくれて更に体が密着するなら、その肩に軽く頭を預け。思い出をなぞる声に耳を傾け、頷くと、掲示板であった時に話すと言っていた、花火の時に上の空だった理由をまだ聞いていなかったことを思い出して)
そうだね、友達と飲んだ帰りだった。…そういえば、花火の日の話は、まだお預け?
10/30 16:22

★川内凜空
然うだなァ…俺の体温でぬくぬく為て良い権利とか?…とか謂いつつ其の永年権利は既に譲渡済みだから御褒美に為らねえ気も為ますが──…ん?失敗?(尋ねられる其れに楽し気に考える素振り見せては次ぐ彼の発した事柄織り交ぜ連ねて行くも不意聞き受ける言葉と何か隠す恋人の動作に不思議気な色灯る瞳向け瞬き成すも差し出した手を握って呉れる為ら途端に其の瞳を和らげ頬弛む侭に絡む指を其々確りと繋げ)然うですねェ、初めて此処で遭遇為たのが六月頃?だったでしょうか。シヅキさん鳥渡酔ってたみてえでご機嫌でしたよね。…花火も此処で一緒に見たし、来た回数はそんなねえですけど、濃い想い出ばっかですね。(彼との記憶に思い馳せ乍ら歩調を合わせ海沿いに砂を踏む感触楽しみつつ緩慢に歩を進めて行き恋人の右手に在る傷痕の肌触りすら愛おしいモノで其れを慈しむ様親指の腹以て甲側を緩く撫ぜ偶然居合わせた出来事や想い告げた日の事を未だ色褪せず鮮明に憶えて居ると穏やかな声色に乗せゆっくりと告げて行き時折吹く冷気纏う風に双眸細め揺れる横髪が鼻先擽る為ら右手緩り持ち上げ指先滑らせ耳に掛け遣り寒空故余り人気無いのを良い事に此方からも彼に身を寄せ少しでも密着為る面積を増やそうと試み)
10/30 16:10

★奥閑月
ご褒美は何がもらえるの?…ふふ、凜空がいればホッカイロいらないなあ。
(掌に擦り寄ってくる頬はすべらかで触り心地が良い。そんなささやかなことにさえも愛しさを募らせながら、肩を抱いていた腕が腹部に回れば、体がより一層密着し。ほんの一部分だけでも恋人と触れ合っているだけで、風の冷たさを忘れてしまえる自分にかすかに笑えば、彼がマフラーの中に鼻先を埋めたことにより出てきてしまいそうなシミを指先で引っ張ってそっと隠し)
マフラーあんまり見ないでね、失敗しちゃったから。……ん。まだ数か月しか経ってないのに、季節が変わると懐かしいなって思うね。
(差し出された左手に、そっと右手を重ねるだけで、寒さによる痛みはどこか遠くへ行ってしまう。互いの手を温め合うように指を絡めて握れば、そのまま彼の左腕に寄り添うようにしてゆっくりと歩きだそうか)
10/30 15:30

★川内凜空
正解。正解者には何か御褒美あげなきゃですかねェ。(連ねられる音の羅列に唇に淡く笑み湛え呼気に混じえ笑声微か揺らし乍ら同じ心情を返して呉れる双碧緑を逸らす事無く見詰め続け頬に触れる幾許か冷えて仕舞って居る体温其れでも伝わる焦がれ求めて居た愛おしい温もりに双眸細め其の掌へと擦り寄り甘え肩抱く腕を腹部へと下ろし今一度確りと抱き込めば猫背気味頭下げ彼の首筋纏うマフラーの中鼻先埋め一頻り恋人の柔らかく甘い匂いを享受為る次ぎ満たされて行く気持ちの侭深く呼気流し其れ切欠に一度抱く腕に力篭め堪能為た後ゆっくりと身を離し左手を差し出し)…さて、少し歩きましょう。
10/30 15:19

★奥閑月
ふふ、わかった、俺のこと世界で一番愛してくれてる川内凜空くんだ。……俺も会いたかった、凜空。
(望みどおりに恋人の体温が与えられる。横紙に振れる彼の頬の柔らかさに頬が緩み、囁かれる吐息と言葉にくすぐったげに小さく身動ぎをしながら、回答を口にして。夢の中でも写真でも、会えない日はいつもその色素の薄い茶色の双眸を見つめていても、やはり本物には叶わない。背後から覗き込む彼を見上げながら、碧緑の瞳を甘く細め、ゆるりと腕を伸ばして彼の冷えた頬を撫で)
10/30 14:49

★川内凜空
(耳触りの好い音色の声鼓膜震わせる為ら其れに応えるべく両腕以て肩を抱き竦め自身の前面彼の背に密着為る零距離衣服は冷気纏って居るも内から広がる体温を享受為る様頬を彼の横髪へ擦り寄せ淡い吐息に乗せて耳許囁き落とし)さあ、誰でしょう。ヒントはシヅキさんが愛して止まない人ですよ。…なんて、……会いたかったです。(発する言葉に冗句染みた色味滲ませつ背後から顔を覗き込む様に軽く頭傾け緩慢な瞬き睫毛揺らし緩り持ち上げた瞼から露と成る和らげた眼差し以て見詰め真っ直ぐと心からの言の葉を紡ぎ)
10/30 14:41


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